晴海客船ターミナル写真展

晴海客船ターミナルは東京港が開港50周年を迎えた1991(平成3)年5月23日にオープンしました。

以来、東京港の海の玄関口として、様々な国内外のクルーズ客船が寄港し、華やかな歓送迎セレモニーの舞台となりました。

また、東京みなと祭や東京湾大華火祭のメイン会場となったほか、ドラマ、映画のロケ地となるなど、多くの都民に親しまれる観光スポットとして賑わいを見せていました。

その後、およそ30年の間に世界でのクルーズ人口の増加とともにクルーズ客船の大型化が進むと、レインボーブリッジの桁下の高さ(約52m)を超える大きさの船も登場しました。

このため、レインボーブリッジをくぐれずレインボーブリッジの奥に位置する晴海客船ターミナルに接岸できないクルーズ客船が就航するようになりました。

東京港では、こうしたクルーズ客船の大型化に対応するため、レインボーブリッジの手前、東京臨海部の青海地区に東京国際クルーズターミナルが整備されました。

こうして、2022(令和4)年2月20日、晴海客船ターミナルは閉鎖され、東京港の海の玄関口としての役割を東京国際クルーズターミナルに託して、31年の歴史に幕を下ろしました。

今回の写真展は、クルーズ客船の歓送迎セレモニーや東京みなと祭での賑わい、建設途中の様子など、これまでの晴海客船ターミナルを振り返る写真展となっています。

開催期間 令和4年3月25日(金)~5月22日(日)